Flanders

オープンから100周年を迎えたガースベーク城

ブリュッセル郊外にあるガースベーク城は、元々、13世紀に要塞として建てられました。このお城の所有者は数回変わっていますが、一番有名な人物がエグモンド伯です。彼は、通常ブリュッセルに住んでいましたが、ネーデルランドを含む各所に領地を所有する有力な貴族でした。当時、この地方はスペインの圧政に苦しめられており、抵抗勢力の先鋒だったエドモンド伯は、ブリュッセルのグランプラスで処刑されてしまいます。このガースベーク城は彼が亡くなるまでの3年間を過ごしました場所でもあります。

小高い丘の上に立つガースベーク城

その後、ガースベーク城は裕福な貴族の夏の別荘として利用されてきました。今のような中世の御伽噺に出てくるような、ネオ・ルネッサンス様式の建築に改築されたのは、19世紀になってからで、イタリア貴族の夫から莫大な遺産を相続したマルキーズ・アルコナッティ・ヴィスコンティ夫人の功績によります。当時、ガースベーク城は華やかな社交界の舞台ともなったのです。彼女の死後、お城は国に寄贈され、1924年にミュージアムとしてオープンしました。

今年、ミュージアムとして一般公開されるようになってから100年になるのを記念して、ガースベーク城では特別展やコンテンポラリーアーティストとのコラボを行なっています。

ガースベーク城は、毎年3月末から10月末までオープン(月曜日は休館)

ガースベーク城の庭園も見どころの一つです

Gaasbeek Castle, Kasteelstraat 40, 1750 Gaasbeek

公式ウェブサイト