From Tokyo Markt Blog

ベルギー出張レポート その2(2024.6月)

2025年4月30日 From Tokyo

こちらのブログでは、2024年6月に実施された旅行会社向けの研修旅行の様子をご紹介しています。

今回の研修旅行は、KLMオランダ航空との共同主催で、オランダ2泊、ベルギーフランダース4泊の日程で開催されました。ベルギーフランダースは、アントワープ2泊、ゲント1泊、メヘレン1泊のプログラムでした。今回は、ブリュッセルとゲントのプログラムの様子をご紹介します。

 アントワープ中央駅からブリュッセル中央駅まではベルギー国鉄で41分。まずは、徒歩5分のフランダースのサプライヤーとのワークショップ会場のある、VISIT FLANDERS(ベルギーフランダース政府観光局)のブリュッセル本局に向かいました。

ホテル、アトラクション、レストランなど幅広い分野のサプライヤー9社とのワークショップ

今回の研修旅行では、日本のツアーで必ず入っているブリュッセルとブルージュのプログラムを敢えて入れませんでした。既に人気の観光地よりまだ未開発の都市をプッシュしたい本局の意向が見て取れますが、参加者の中にはベルギーには初めて来る方もいらっしゃいます。ブリュッセルの本局から目と鼻の先にあるグランプラスを見せないわけにもいかず、15分だけ時間を作り、グランプラスと小便小僧だけは見に行きました。

左:グランプラスの市庁舎前 右:ブリュッセル南駅のラウンジ

その後は電車でブリュッセル南駅まで移動し、駅構内のAFKLMのチェックインカウンターで手荷物預かりやチェックイン手続きなどの説明を受けた後、駅ビルの反対側にあるユーロスターラウンジを視察。ここは、ブリュッセル南駅でチェックインしたAFKLMのビジネスクラスのお客様も利用できるそうです。

午後は、ベルギー国鉄で28分のゲント・セントピーターズ駅へ。この駅から旧市街までは結構な距離があり、タクシーで移動し、宿泊ホテルのPillows Reylof Gentにチェックイン。ゲントはレイエ川沿いのギルドハウスの街並みや、バーフ大聖堂の「神秘の子羊」などが有名な町です。地理的にはブルージュの手前にある事から、ブルージュに宿泊するツアーの場合、ゲントでは、「神秘の子羊」だけを見て、さーっとブルージュに移動というケースが多いようです。しかし、ゲントの魅力の一つはグラスレイの夜景の美しさで、宿泊するからこそ体験できる魅力です。

グラスレイの夜景。日が一番長い6月中旬は夜10時頃が一番キレイに見える

宿泊したホテルは昔の貴族の館を改装した4つ星のブティックホテル、ピローズ・レイロフ・ゲント、全156室。小さいながらもプールやスパを併設しており、旧市街にも近いので観光にも便利です。

左:広々としたモダンな客室 右:ホテルの中庭では紫陽花が満開でした
左:アールヌーボー調の螺旋階段が印象的なホテルエントランス 右:朝食ブッフェ

翌日は、ガイドさんと一緒に、バーフ大聖堂の「神秘の子羊」を見学。ここは数年前からAR体験施設が大聖堂の地下にできて、AR用のゴーグルを使いながら、「神秘の子羊」を巡る物語を体験できます。たったの3.50ユーロの追加料金でAR体験ができるのでこれは絶対おすすめです。大聖堂地下のAR体験で「神秘の子羊」の世界に没入した後、大聖堂で本物の「神秘の子羊」に出会えるという趣向です。現在、「神秘の子羊」の前でのガイド説明は禁止されているので、このAR体験は外せないと思いました。しかも日本語解説アリ!予約は必須です。

左:AR用のゴーグルを装着しツアーに出発 右:AR体験はスタンダードとマスターオフディテールの2種類がある
ファンアイク兄弟作「神秘の子羊」。長年修復作業を行なっており、最後の2枚が数年以内に完成だとか

ゲントでは、フランダース城も見学しました。フランドル伯によって建てられた12世紀のお城です。古いだけあって、内部がバリアフリーになっておらず、シニアにはちょっと厳しいかも、と思いました。

左:フランダース城からはゲントの街並みが一望できます 右:ゲントの名産品の一つ、マスタード

ゲントは食関連の特産品や名物も多い街です。四角い形でサクサクした、ブリュッセルワッフルは元々、ゲント発祥と言われています。鼻のような形をしたキュベルドンも有名です。ゼリーのような甘いシロップが入った大きめのグミのような食感で、市内にはキュベルドンの屋台もあります。マスタードの老舗もあり、ここでは、その場で小さな壺にマスタードを入れてくれます。一つ買いましたが、蓋がコルクなので、タオルでぐるぐる巻きにした上でビニールに入れて持って帰りました。添加物が入っていないので賞味期限が短いのがネックですが、ピリッとしたトロリ感は何にでもあいます。

左:ワーテルゾーイ 右:ゲントのスイーツ盛り合わせ

ゲントは、ベルギー最大の大学があり、若者が多く活気溢れる町です。名物パブなどもあり、治安も良いので、夜の街歩きもしやすい町だと思いました。