新しくなったロイヤルデルフトミュージアム！

ロイヤルデルフトがミュージアムに！

1653年以来、ロイヤルデルフトでは伝統と革新的な技術で培ったデルフトブルーの陶器を製作してきました。2021年には公式にミュージアムとしてのステータスを獲得し、今年、ミュージアムとホールエリアの改装がようやく完成しました。

ロイヤルデルフトミュージアムはデルフト焼きの窯元がベースとなっています。その400年に渡る歴史、伝統工芸、そして製作過程などを詳しく紹介することに重点が置かれています。新しくなったミュージアム部分では、絵付のデモンストレーションや、オーディオツアーでデルフト焼きの製作工程を隈なく見学することができます。

特別展　フライトンとロイスダール

年間を通して特別展を開催するためのホールも新設されました。最初の特別展は、17世紀の著名な風景画家2人に焦点を当てた特別展が11月8日から始まります。

絵付け師だったフライトンは陶器に、ロイスダールはキャンバスに、オランダの伝統的な自然の風景を描いています。遠近法やオランダの風景画の大家として有名な彼らの作品は当時も現代も多くのアーティストに影響を与えています。

この特別展ではこの2人の作品が初めて並べて展示され、キャンバスと陶器に彩られた自然と風景画を見ることにより、お互いに与えた影響などを窺い知ることができます。さらに、この2人の巨匠により使われた青い絵の具の、伝統的な製作技術なども詳しく紹介されています。

展示作品はオランダ国内外の個人やミュージアムからの出品で、2022年11月8日から2023年3月15日まで、ロイヤルデルフトミュージアムで見ることができます。それ以降の特別展のスケジュールは、まもなく発表される予定です。

ロイヤルデルフトミュージアムでフェルメール

アムステルダムの国立美術館とデルフトのプリンセンホフ美術館でのフェルメール展開催中は、ロイヤルデルフトミュージアムでフェルメールタイルの絵付体験ができます。また、フェルメールのインテリアで飾られたお部屋でのランチの提供もしています。2023年はフェルメールコレクションと題したデルフト焼きの特別ラインアップもご用意しています。

ロイヤルデルフトミュージアム訪問後はショールームで伝統的なデルフト焼きからモダンなコレクションまで、幅広いラインアップのデルフト焼きを購入することができます。「ゴールディ・タイル」や「ブルー・トランジションズ」のテーブルウェアのシリーズなど、モダンなデルフト焼きも多く取り揃えています。

デルフトブルーの美しさと400年の歴史を誇る伝統工芸品が体験できる新しいロイヤルデルフトミュージアムにようこそ！

ロイヤルデルフトミュージアム　https://museum.royaldelft.com/en/