Concertgebouw Newsletter

ロイヤルコンセルトヘボウ管弦楽団

Photo Milagro Elstak

コンセルトヘボウ管弦楽団は135年の歴史を誇る世界三大オーケストラの一つで、多くの作曲家、指揮者、演奏家が活躍してきました。

2022/2023シーズンもまた、多くの指揮者がオーケストラで指揮をとります。コンセルトヘボウ管弦楽団の2022/2023シーズンのテーマは「コネクション(連帯)」。このような不安な時期だからこそ、音楽が持つ力が人々を根本的に変え、夢と希望を与えてくれるという信念に基づいたプログラム構成になっています。

コンセルトヘボウ管弦楽団は伝統的に日本と深い関係があります。コンセルトヘボウが最初に日本で演奏をしたのは1962年。日本に辿り着くまでには4回乗り換えて36時間かかりました。それ以来、コンセルトヘボウは2年ごとに来日しており、直近の演奏は2019年11月でした。次回の演奏予定は、2023年11月です。

アーティスティック・ディレクター クラウス・マケラ

コンセルトヘボウ管弦楽団では、2022/2023シーズンより、クラウス・マケラ氏をアーティスティック・ディレクターに迎えました。新進気鋭のクラウス・マケラ氏は、2027年にコンセルトヘボウ管弦楽団の第8代常任指揮者に就任する予定です。

Concertgebouworkest o.l.v. Klaus Mäkelä Photo: Marco Borggreve

エッセンシャルズ 一度は聞いたことがあるクラシックのメロディー

エッセンシャル・シリーズは誰でも一度は聞いたことがある名曲のさわり部分をコンセルトヘボウ管弦楽団が演奏します。午後9時に開演し午後10時は終了。その後は音楽カフェで楽しく過ごすことができるというプログラムです。

Photo Simon van Boxtel

ガラコンサート2024

2024年の初めはニューイヤーガラコンサートで始まります。このガラコンサートは通常、コンセルトヘボウ管弦楽団のスポンサーやパートナー企業を招待していたものですが、初めて一般販売することになりました。ガラコンサートは美しいクラシック音楽で始まり、その後、コンセルトヘボウの建物内のフォイヤーで様々な音楽が演奏されます。チケット代金には飲み物と軽食が含まれています。

2022年のガラコンサートの様子はこちらから。

コンセルトヘボウ管弦楽団 2022/2023 シーズンのハイライト(コンセルトヘボウ大ホール)

2022年12月25日クリスマスマチネ マーラー「交響曲第5番」
2023年1月5日、6日、8日  指揮:ヤープ・ファン・ズウェーデン アンナ・クライン「クラリネット協奏曲(オランダ初演)」 ワーグナー「ワルキューレ」第1幕
2023年3月8日、9日  指揮:リッカルド・シャイー ピアノ:藤田真央 ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番」、「交響曲第1番」
2023年4月5日、6日  指揮:クラウス・マケラ ラヴェル「ボレロ」
2023年4月19日、20日、21日  指揮:ミルガ・グラジニーテ=ティーラ ピアノ:ガブリエラ・モンテロ チャイコフスキー「ピアノ協奏曲第1番」
Photo Leander Lammertink